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古代ローマから温故知新

2016年9月21日

今、日本や世界で自然災害の猛威に遭遇

しています。2000年前火山噴火でイタリア

の町ポンペイが丸ごと埋没し、後世に掘削、

出土、展示されて世界遺産となっています。

今回は破片を繋ぎ合せ見事に再現された

画や天井画の一部を鑑賞する事で古代

ローマをほうふつするに充分でした。

出土した壁画や天井画は壁や天井にまず

シックイを一部分だけ塗り、乾く直前に石を

砕き調合した絵具で描ききる。これを繰り

返すことで大作が完成しています。

2000年絵を保持できるこのシックイは

自然素材ならはの堅牢さとキャンバス

としての美しさを感じます。この伝承され

た技術は日本で城や蔵などです。

今こそ住いに 取り入れたいものですね。

ローマ文化の歴史を絵画や彫刻

います。神々のグロテスク

官能と幻想的な様相が偶像や争いで

表現され、ろしい程の大きな時代

空間を醸ししています。2000年の

色あせや色落ちを復元した当時の

絵画に美術と言う文化の凄まじさを

感じます。

 

古代の神々は信仰の対象ではなく神話の

偶像として美化されて来ました。赤裸々

なれど美しい神話画に描写される神話

が民族を形成した歴史文化の様です。

その様な美しい文化の中で建物という

雄大なキャンバスに描かれた壁画や

天井画は下地のシックイが大きな役割

を担ってきたのは事実なのですね。