今まで「まあ、こんなものかな」と家づくりに対して多少の妥協を許す姿勢だったW様。ハウスメーカーを2,3転々としながら、巡り合ったのは無添加住宅。そこで、漆喰壁や炭化コルクの断熱材・床材・屋根材・石材にまで及ぶ徹底した自然素材へのこだわりを聞き、その情熱に当てられて、生活基盤となる住まいに妥協はしたくないという思いが徐々に芽生えてこられたようです。奥様がシックハウス症候群の予備軍的症状をお持ちであったこともあり、無添加住宅の天然素材を使った完全自由設計で、妥協のない理想の家づくりを実現したいと思われたそうです。
設計コンセプトは「新緑との調和」。家のどこにいても緑を感じられる、まるで自然の中でくつろいでいるような住まいを理想として、真剣に、しかし張り詰めすぎずリラックスした親しみやすい設計担当と共に、提案・意見を重ねました。